【精油の基本事典】ローズマリー精油の効果・効能

2024.05.23 Thu

 

【精油の基本事典】

精油の効果・効能など精油(エッセンシャルオイル)の基本的な情報をご紹介しています。

 

 

【ローズマリー精油】

 

基本情報

名前 ローズマリー  【和名】マンネンロウ
学名 Rosmarinus officinalis
科名 シソ科
抽出部位 葉、花
抽出方法 水蒸気蒸留法
主な産地 チュニジア、スペイン、モロッコ、フランスなど
香り スッと鼻を抜ける爽快感あるハーブの香り
主な成分 1.8シネオール、カンファー、ボルネオール、酢酸ボルニル、α-ピネン、ベルべノンなど
ノート トップ・ミドル
注意事項 高血圧、てんかんの人、妊婦、授乳中の使用は控えてください。

 

 

ストーリー

 

ローズマリーは古代から使用されており、宗教行事等にも多く使用され、エジプトではファラオの墓で小枝を焚いて捧げたとされます。ギリシャやローマでは、記憶力を高め学習効果を上げるために使用されたり、愛や誠実の象徴として結婚式で花冠に使用されたと言われています。14世紀にハンガリー王妃エリザベートは美と健康のためにローズマリー水(ハンガリアンウォーター)を使用し、持病の痛風の痛みを和らげ若返ったと言われ『若返りの水』として有名になりました。ローズマリーはラテン語の『ros marinus(海のしずく)』が語源となっています。

 

 

植物の特徴

 

ローズマリーは地中海沿岸に自生するシソ科の常緑の低木で細長い葉と青い花が特徴です。花の色は青から紫色が多く、なかには白や桃色のものもあります。とても強い植物のため世界中で栽培されています。
ローズマリー精油には3つのケモタイプがあり、使用方法、注意すべき点の分けれれる精油のひとつで、それぞれの特徴に応じて使用されます。

 

<3つのケモタイプ>ローズマリー シネオール、ローズマリー カンファー、ローズマリー ベルベノン

 

●ローズマリー シネオール
最も一般的なローズマリーで、1.8シネオールを多く含みすっきりとした爽やかな香りです。

 

●ローズマリー カンファー
化学組成がローズマリーシネオールに似ていますが、他のケモタイプと比べるとカンファー成分の割合が高く、香りが濃く強いです。 脳を活性化させ、集中力を高めたいときや、気持ちを高めたいときに役立ちます。
ローズマリー カンファーとレモン「2:1」のブレンドがおすすめです。

 

●ローズマリー ベルベノン
主に南フランスの地中海沿岸で育つローズマリーで、ベルベノンが含まれておりフレッシュで爽やかな香りです。スキンケアやヘアケアに使用されることがあります。

 

*ケモタイプとは・・・同じ学名の植物から抽出した精油でも、植物の産地、気候、生育条件などにより、精油に含まれる成分の構成比が大きく異なるもの。

 

 

ローズマリーの効果効能

心へ

神経系の強壮(集中力・気力低下、ストレス解消)など

脳内の血液循環促進や精神神経系を刺激により、認知機能の向上や自信と意欲を高めるサポートをしてくれます。勉強や仕事で集中したい時や眠気をスッキリさせたいときなどにも役立ちます。

 

体へ

鎮痛、血行促進、抗酸化、消化促進、通経など

加温と刺激作用があり様々な器官の活性化に役立ちます。代謝や血液の循環促進をサポートするため、筋肉のコリや冷えの解消にマッサージケアに用いられます。
※高血圧、てんかんの人、妊婦、授乳中の使用は控えてください。

 

皮膚へ

血行促進、抗酸化、抗菌など

血行促進による代謝活性や抗酸化、抗菌作用があるためスキンケアや頭皮ケアに役立ちます。

 

くらしへ

抗菌、抗真菌

ニオイが気になるトイレや玄関、浴室、キッチンなどの抗菌・消臭にスプレーを使用したり、ディフューザーで空間に芳香させます。

 

 

 

使い方

 

芳香浴

アロマディフューザー、アロマストーン、アロマスプレーなどを使って芳香させます。

頭脳を明晰にし集中力アップが期待される香りのため、勉強や仕事など作業効率を高めたいときに芳香浴が役立ちます。

 

ホームケア・ハウスキーピング

アロマスプレーで、ニオイが気になるトイレや玄関、浴室、キッチンなどの抗菌・消臭に使用します。

 

スキンケア・ボディケア

ホホバオイルなどの植物油で希釈した(0.5~1.0%濃度)トリートメントオイルをつくり、マッサージに使用します。低血圧や手足の冷え、筋肉のコリ、こむらがえり、リュウマチなどに用います。

精油の目安量:植物油10mlに対して精油1~2滴(濃度0.5~1.0%)

※フェイシャル使用の際は濃度0.5以下

※高血圧、てんかんの人、妊婦、授乳中の使用は控えてください。

 

 

 

ブレンド相性の良い精油

【柑橘系、ハーブ系】

柑橘系全般、ラベンダー、レモングラス、ペパーミントなどのハーブ系、フランキンセンス、プチグレンなどともよく合います。

 


<注意点&免責事項>アロマセラピーは医療ではありません。記事内に掲載されている内容は、精油の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。予め了承ください。事故やトラブルに関してこのサイトは責任を負いかねますので、あくまでも自己責任にてご使用をお願いいたします。持病をお持ちの方、妊産婦やお年寄り、お子様に使用する場合や、既往症のある方、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に事前にご相談の上でご使用ください。


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