【精油の基本事典】サンダルウッド精油の効果・効能
【精油の基本事典】
精油の効果・効能など精油(エッセンシャルオイル)の基本的な情報をご紹介しています。
【サンダルウッド精油】
基本情報
名前 | サンダルウッド 【和名】ビャクダン |
学名 | 【サンダルウッドインド】Santalum album 【サンダルウッドオーストラリア】Santalum spicatum |
科名 | ビャクダン科 |
抽出部位 | 心材(木部) |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主な産地 | インド、スリランカ、インドネシア、オーストラリアなど |
香り | 柔らかな甘さと上品で深く落ち着いた樹木の香り |
主な成分 | α-サンタロール、β-サンタロール、サンタレンなど |
ノート | ベース |
注意事項 | 特になし |
ストーリー
サンダルウッドは日本では「白檀(ビャクダン)」と呼ばれ、古くからお香や仏具類や工芸品などに使用されてきました。白檀の中でも南インドのマイソール地方で産出される老山白檀 (ロウザンビャクダン)は 最高級の香りと言われています。精油にはインド系とオーストラリア系があり香り、インド系は重厚で成熟した香りで、オーストラリア系はインド系と比べると若々しくスパイシーと言われています。
植物の特徴
Santalum album(サンダルウッドインド)とSantalum spicatum(サンダルウッドオーストラリア)は、ビャクダン科熱帯性常緑樹で、爽やかな甘い芳香成分を持つ品種です。半寄生植物で生育しにくく栽培が困難なことなど絶滅が危惧されており、インドでは政府の管理下のもとで生産がおこなわれ伐採制限・輸出規制されています。そのため、供給が困難で非常に高価な原料とされています。その代用として使用されることとなったオーストラリア産は硬く耐久性があり香りはやや控えめでスパイシーです。
ローズの効果効能
心へ
神経系の強壮、鎮静、抗うつなど
心に働きかけ興奮と鎮静の調和を保ちます。神経系の鎮静により頭痛や不、ストレスを緩和してくれます。深い呼吸を促してくれるため瞑想の際にも役立ちます。
体へ
呼吸器系の強壮、去痰、鎮咳、消炎など
喉の痛みや咳、気管支炎などの呼吸器系のトラブルに役立ちます。
皮膚へ
抗炎症、皮膚軟化、収斂、抗菌など
抗炎症や収斂、皮膚軟化作用があり、脂性肌や老化肌のお手入れに役立ちます。
使い方
芳香浴
アロマディフューザー、アロマストーン、アロマスプレーなどを使って芳香させます。
深く心を鎮めてリラックスさせてくれるためリラックスタイムや瞑想の時に活用します。
ホームケア・ハウスキーピング
アロマスプレーで、ニオイが気になるトイレや玄関、浴室、寝室などの抗菌・消臭に使用します。
重曹に精油を混ぜてキッチンや靴箱、玄関、トイレなど臭いが気になる場所の芳香剤として活用できます。
●アロマスプレーの作り方
①スプレー容器に無水エタノール5mlを入れ、精油6滴を加えよく振って混ぜます。
②精製水25mlを加え、フタをしてよく振って混ぜます。
※使用する際は、毎回容器を良く振ってからお使いください。
※高温多湿を避け冷暗所で保管し、2週間を目安にできるだけ早めに使い切ってください。
●重曹アロマ芳香剤の作り方
・空ビンに重曹100g、精油10~20滴を加えビン振りよく混ぜます。
※精油にはプラスチックを溶かす性質をもつ成分を含むものもあるため、プラスチック素材の容器は使用しないでください。
※1週間ほどで香りが弱くなってきたら、精油を追加して使用してください。
※重曹の消臭効果は2~3ヶ月です。
スキンケア・ボディケア
ホホバオイルなどの植物油で希釈した(0.5~1.0%濃度まで)トリートメントオイルをつくり、マッサージに使用します。喉の痛みや咳など呼吸器系のトラブルや神経性の頭痛やストレス性の不眠などが気になる際、トリートメントで使用します。また脂性肌や老化肌に役立ちフェイシャルマッサージに用います。
精油の目安量:植物油10mlに対して精油1~2滴(濃度0.5~1.0%)
※顔へ使用する場合は濃度0.5%以下で希釈してください。
ブレンド相性の良い精油
【フローラル系、オリエンタル系、樹脂系】
ローズ、ジャスミン、ゼラニウムなどフローラル系、イランイラン、パチュリ、ベチバーなどのオリエンタル系、フランキンセンス、ミルラなどの樹脂系と相性が良いです。
強く重厚な香りが持続するため、ブレンドの際はバランスをみながら調整することがおすすめです。
<注意点&免責事項>アロマセラピーは医療ではありません。記事内に掲載されている内容は、精油の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。予め了承ください。事故やトラブルに関してこのサイトは責任を負いかねますので、あくまでも自己責任にてご使用をお願いいたします。持病をお持ちの方、妊産婦やお年寄り、お子様に使用する場合や、既往症のある方、その他使用に不安のある方は、専門家や専門医に事前にご相談の上でご使用ください。