アロマで涼やかにー ミントの香りでクールな夏を!

2022.07.07 Thu

 

梅雨が明け、気温は急上昇!

熱中症のリスクが高まる日々、暑さ対策にお困りの方も多いはず。

 

照りつける太陽は思い通りにはなりませんが、ちょっとした工夫で今より快適に過ごすことができたら…!

今回は、灼熱の季節を気分良く過ごすためのアロマの取り入れ方をご紹介します♪

 

 

 

涼しさの代名詞!

ミントの香り

 

「スーッとする清涼感」で知られるミントの香り。

近年では、体感温度を下げる働きや冷却作用が注目され、様々な研究結果も報告されています。

 

一口にミントといっても、実はその品種によって、香りも清涼感の強さも様々。

また、他の香りとも合わせやすく、ブレンド次第で甘みのあるフルーティな香りにも、落ち着いたトーンの香りにも変身するので、

ミントの強い香りは苦手…という方も諦めずにお試しを♪

 

 

 

 

 

 

 

ミントも、いろいろ

 

ミントは交配種が多く、数えきれないほどの品種が存在します!

園芸店では、アップルミントやラベンダーミントなど、フルーツや他のハーブの名前を冠した個性的な香りのミントに出会うこともしばしば。

アロマセラピーやハーブセラピーで利用する代表的なミントは、次の3種です。

 

ペパーミント…スッキリとシャープな清涼感がありながら落ち着いた香り。

スペアミント…明るい清涼感がありながら、やや甘みのある香り。

和ハッカ…スッと鼻に抜けるような爽快な清涼感のある香り。

 

清涼感のもととなる成分やその含有量もそれぞれで、科学的な作用の違いなども多々ある個性豊かなミントですが、

香りを取り入れるときに一番大切なのは、あなたがその香りを好きかどうか。

数あるミントの中でぜひお気に入りを見つけてみてください♪

 

 

 

ミントのおすすめ利用法

 

 

  • アロマスプレー

 

ペパーミントやハッカの精油でアロマスプレーを作ります。(スプレーの作り方は過去のブログでも色々な香りレシピでご紹介しています♪)

 

暑さを感じるときに空間にスプレーして香りを拡げたり、シャツなどの衣類や熱中症対策のネックタオルシーツなどのリネンにスプレーしたりして、清涼感を愉しみます。

また、同じスプレーで窓の拭き掃除もできちゃいます!風が入るときに涼やかな香りを愉しめるだけでなく、蚊などの侵入対策にもなります。

 

 

☆ミントの強い香りが苦手な場合は、オレンジなどの柑橘系の香りや、ラベンダーやカモミールなどの花の香り、ヒバやヒノキなどの樹木系の香りとブレンドするのもおすすめです!

 

 

   ☆おすすめブレンドレシピ☆

     澄み渡る爽やかさ!和ハッカブレンド

           和ハッカ

          マジョラム

         フランキンセンス

 

※清涼感を強くしたいときはハッカを多めにするなど、

お好みの比率を見つけてみてください♪

 

《アロマスプレーの作り方》

30mLの遮光スプレーボトルに、

無水エタノール5mL、精油合計5~10滴を入れてよく混ぜ、

最後に精製水25mLを加えてよく振り混ぜれば完成です。

 

※肌に直接スプレーすることは避け、作成後3ヶ月程度で使い切ってください。

※火気に注意してご使用ください。

 

 

  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  • バスタイムに

 

エプソムソルトなどの入浴用ソルト1回量にペパーミントやハッカの精油合計5滴を加え湯船に入れて入浴したり、

無添加のシャンプーや液体せっけんにミント精油を1滴加えて頭皮や身体を洗ったりします。

身体を冷やしすぎず温浴効果はしっかり得ながら、湯上りさっぱり!涼やかに過ごせます。

 

 

 

  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  • アイスミントティー

 

フレッシュな生葉かドライのペパーミントの葉をティーポットに入れて熱湯で抽出します。(1人分;ドライなら小さじ1杯程度、フレッシュならその倍以上でお好みの分量)

アイスティーにするときは濃いめに淹れて、氷をたっぷり入れたピッチャーに注いで冷やします!(フレッシュハーブを使う場合は、よく洗ってから水出しにしても。冷蔵庫で数時間冷やせば、さらにすっきりと飲みやすい味に♪)

さっぱりと喉を通るミントの風味で、暑い日の水分補給!レモンを加えても爽やかな風味に♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《ご注意》

ミント類の清涼感の元となる成分は皮膚刺激にもなり得ます。

精油原液を直接肌に付けないのはもちろん、レシピの用量を超えて多量に使用したり目や鼻等の粘膜についたりしないよう注意して使用してください。

また、てんかんや神経系の症状のある方、乳幼児や妊産婦の方は利用をお避けください。

 

 

 

 

 

昔から日本では、風鈴の音で風を感じたり水音で涼を感じたりと、様々な工夫で涼感を得てきたように、香りを上手に取り入れて、少しでも涼やかな気分で暑さを忘れたいものですね。

ちなみに風鈴の短冊の紙の部分に精油を少量つけても、音色と一緒に香りも楽しむことができますよ♪

 

 

 

 


\この記事を書いた人/

大塚麻子

オーダーメイドトリートメントを提供する『Aroma Berta』主宰
英国IFPA認定・国際プロフェッショナルアロマセラピスト
日本心理学会認定心理士

自然の恵みアロマとハーブの魅力と、毎日を心地よく過ごすための利用法をわかりやすくお伝えしていきます♪


 

 


ページの上部へ