こころに疲れを感じたら… “香り”は頼れるセラピスト

2022.05.26 Thu

新年度スタートから少し経ち、新しい生活やお仕事などの疲れも出やすい頃。

 

寒暖差の大きい日々も重なって、忙しい毎日にこころとからだが追いつかない!…なんて感じていませんか?

 

そんな時はちょっと一休み。

お休み前のほんの少しの時間だけでも、自分を労わってあげてください。

 

 

心を満たす

ベルガモットの香り

 

 

ベルガモットといえば、紅茶のアールグレイを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

香り高いアールグレイの紅茶は、ベルガモットで香りづけされた歴史あるフレーバーティー。

 

ベルガモットはオレンジやグレープフルーツなどと同じ柑橘類で、

その果皮から採れる精油は、甘みと苦みを合わせ持つ繊細で調和のとれた香りを醸します。

豊かでありながら主張しすぎないその香りは、さりげなく心に寄り添って幸福感で満たしてくれるリラックスアロマとして世界中で愛されています。

 

 

 

日中は一杯のアールグレイ

夜はベルガモット精油を香らせて

 

 

ベルガモットの香りを楽しめるアールグレイティー。

香りとともに紅茶に含まれるテアニンが気持ちをリラックスさせてくれますが、同時に紅茶にはカフェインも含まれています。

カフェインは就寝前に摂取すると睡眠を妨げてしまうことも。

 

アールグレイの紅茶を味わうリラックスタイムは日中に、

お休み前にはベルガモットの香りだけを取り入れて、くつろぎの時間を過ごしてみましょう。

 

ディフューザーやアロマランプ、アロマストーンなどの芳香器に、ベルガモット精油を数滴垂らして空間に香らせるだけ。

 

またはベルガモット精油でアロマスプレーを作り、枕元にシュッと一吹き。

香りを感じながら眠ることができます。

(アロマスプレーの作り方は第1回目のブログをご覧ください♪)

 

 

 

 

※ベルガモット精油には、肌についた状態で日光に当たると赤みや色素沈着を引き起こす光毒性があります。肌に直接つけることは避け、ついた場合は石けんで洗い流してください。

 

 

 

お休み前にはハーブティーを

 

 

ベルガモットをお部屋に香らせながら、夕食後の一杯には心癒す香りとやさしい味わいのハーブティーを。

 

カモミールやリンデン、ローズやマロウなどのハーブティーはカフェインを含まず、胃腸にやさしくリラックスにおすすめです。

ハーブによって異なりますが、カモミールなどのお花のハーブティーは熱湯で約3分ほど抽出すれば飲み頃に。

ティーバッグタイプのものを選べば手間もかからないので、手軽に取り入れられますよ。

 

 

 

 

こころの疲れを感じたら無理をせず、リラックスできるちょっとした時間を自分自身に作ってあげてください。

好きな香りと過ごす時間は、きっとあなたをやさしく元気づけてくれます。

 

 

 

一部写真出典:『ハーブの魔術 MAGICAL HERBS』マーガレット・ピクトン著 佐藤美保ほか訳 作品社

 

 


\この記事を書いた人/

大塚麻子

オーダーメイドトリートメントを提供する『Aroma Berta』主宰
英国IFPA認定・国際プロフェッショナルアロマセラピスト
日本心理学会認定心理士

自然の恵みアロマとハーブの魅力と、毎日を心地よく過ごすための利用法をわかりやすくお伝えしていきます♪


 

 

 


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